大福餅

大福餅

【1章から3章の途中まで】世界一エンジニアの思考法

 

 

所感

amazonにてセールが行われていたので、何かと話題になっている本を購入した。

現状まだ途中までしか読めていないが、為になる話が幾つかあったのでまとめてみる。

 

  • どんなに頭が良くても「理解」には時間がかかる。頭のいい人が理解が早いように見えるのは、時間を書けて基礎を積み重ねているので、すでに理解していることに関して頭のメモリにコンテキスト (文脈) が載っているからだ。
    • 出来る人でも教材を10回も見ているとのこと。
    • 「早くできるように頑張る」と基礎を積み上げずに結果だけを求めることで、最終的な生産性を下げていた可能性があるとのこと。
    • 「基礎」の理解に時間をかけるというのは大事、というのは分かっていても私は意外と放置してしまいがち。しかしMicrosoftのエンジニアでも、時間をかけて「基礎」を積み上げている、と聞くことで自分はより一層「基礎」に時間をかけなくてはと思った。
  • 「理解」とは以下の通り
    • その構造を掴んで、人に説明できること
    • いつでもどこでも即座に取り出して使えること
    • 知見を踏まえて応用が効くこと
  • 「感覚」で判断せずにファクトを積み重ねる
    • 「感覚」で決めつけず、あくまでファクトを積み重ねるべき
  • 頭の中に「メンタルモデル」をつくる
    • 人々が世界を理解し、予測し、解釈し、新しい状況に適用するための、自己の心の中のイメージや理論
    • 「対象がどういう状況でどのように動作するのか」というシミュレーションが出来るような脳内イメージのこと
    • 問題が起きた時にイメージができていれば、素早く解決することが出来る
  • 「Be Lazy」というマインドセット
    • より少ない時間で価値を最大化するという考え方
  • 優先順位は「複数のタスクがあったら最初の1個にピックアップしたら他のことはやらず、その1つの価値を最大化する」ようにつける
    • 個人的にはこの内容が一番印象的であった
    • 今まで優先度の付け方は、全タスクをどの順番でやるかという考え方でしていた (本にも日本式の考え方、と書いてある)
    • しかし、「何をしないか」を考え、1つにフォーカスすることが大事とのこと
  • 「リスクや間違いを快く受け入れる」、またそのような環境づくり
    • 早く失敗するのが大事
    • 納期に無理やり間に合わせることは、その場では良いかもしれないが長期的には損をすることが多い
    • KPIは定時で無理なく楽に達成できる程度のものにする
  • 仕事の難易度は、以下の4つに分けて、レベル1を増やすことが生産性を高めることに繋がる
    • レベル1 :何もググらずに即座に実装できるもの
    • レベル2:問題をどう解決するかはすぐに思いつくが、具体的な方法は忘れているので、ググる必要があるもの
    • レベル3:自分は解決を知らないが、スパイクソリューション (課題把握のための大まかなプログラム) をしたらできそうなもの
    • レベル4:自分だけでは解決が難しい、もしくはものすごく時間がかかかるもの。

 

以上。まだ30%ぐらいだが、非常に勉強になる内容である。今後も読んでまとめていきたい。